賃貸の心理的瑕疵物件には共通点があります。
それは、“昼間なのになぜかやたらと室内が暗い”こと。
この記事では、実際に心理的瑕疵物件に遭遇した筆者の体験談をご紹介します。
新しい実家の候補が心理的瑕疵物件

筆者が小学生のころ、実家を引っ越す話になり、 家族皆で車で20分ほどのところにある賃貸物件を内見しに行きました。
両親の都合上、引越しは多かったので、次はどんなところに住めるのだろうと当時胸を躍らせていたのを覚えています。
父が車を停めたのは、二階建ての大きな一軒家の前でした。
玄関に向かう手前の庭は、長らく手入れされていないのか、背丈のある草に覆われていました。
草を全て綺麗に刈ればとても広い庭なのではないかと、室内に入る前から3歳上の姉とはしゃいでいました。
室内はひんやりとしていた

鍵を開けて室内に入ると、まず感じたのはひんやりとした空気。
向かって左手に2階へ続く階段、右手には奥に続く通路がありました。
筆者は真っ先に2階へ駆け上がり、家族は皆1階に残っていました。
2階には部屋が3つあり、それぞれ日当たりも良く広さも十分。
自分専用の部屋を持てることに有頂天になり、家族に伝えるために再び1階まで階段を駆け下りました。
すると1階は静まり返っており、皆の姿がありません。
奥の方で部屋を見ているのだろう、と思った筆者は手前の部屋から順番に見て回ることにしました。
キッチンで見た異様なもの

部屋を見て回りながら奥に進むと、キッチンに皆の姿を見つけました。
声をかけるより先にキッチンを見回すと、大きめのテーブルを置いても食卓を囲めるほど奥行きがありました。
ただ一点、室内が異様に暗いのです。
ふと室内の右奥、端の方に水を張ったバケツのようなものが置いてあるのを見つけ、不思議に思い近づいてみました。
よく見てみると、中の水が揺れています。
雨漏りでもしているのかと天井を見上げますが、そんな形跡はありません。
振り返って母と姉を見ると、二人とも何やら怪訝な顔つきをしていました。
その後すぐ母に促され、名残惜しく思いながらもその家を後にしました。
不動産会社からの告知

内見に行った数日後、あの家にいつ引っ越すのか母に尋ねると、母から入居を断った旨を伝えられました。
気に入っていただけに落胆しましたが、理由を聞いた途端に言葉を失いました。
内見後、母があの家のキッチンについて不動産会社に尋ねたそうです。
はぐらかすような対応の担当者を問い詰めたところ、「実は…」と話しはじめたそう。
前入居者が、キッチンで首を吊り自ら命を絶った。
それも、水の張ってあるバケツのところで。
あのバケツを置いておかないと良くないことが起きるので、そのままにしている。
以上の説明を受け、即座に断ったとのことでした。
もし何も感じずあの家に住んでいたら、一体どうなっていたのでしょうか。
考えたくもありません。
心理的瑕疵物件の特徴を知って回避しよう
心理的瑕疵物件の体験談、いかがでしたでしょうか。
心理的瑕疵物件には、必ずどこかに違和感があります。
室内の雰囲気、温度、不自然な置物、必ずご自身の目や肌で直接確かめてください。
昼間なのに室内が異様に暗い物件には、十分お気をつけくださいね。
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